「マニフェスト」なんて聞くと、「また選挙?この前終わったばかりでは…?」と感じられる方が多いかと思いますが、フレグランス界にも「マニフェスト」があるんです。
ysl manifesto 2 / Idhren
昨年8月にフランスで先行発売され、日本では今年1月に新発売となったYves Saint Laurentの、その名も「Manifesto」。
「女性らしさを大胆に表現するジャスミンバニラの誘惑」のキャッチの通り、バニラが印象的な奥行きのある女性らしい香りです。
香り全体としては「Oriental Floral」で、ボトルは店員さんの説明によると女性を模っているとのこと。
とっても素敵な、香水らしいボトルです。
2015 / Ocean Walk Marketing Inc

女性を模ったボトルのフレグランスと言えば、忘れられないのは1996年発売の Givenchyの「Organza」。
実はこの香りも「Oriental Floral」。
いわゆる「オトナの女性らしさ」香りで表現しようとすると、行き着くところはやはり「Oriental Floral」なのかもしれません。
いやぁ~、寒いですね。
LUZのオフィスは暖房の効率が悪いのか、とっても寒い。
足元の寒さ対策に、足の裏に「貼るカイロ」を貼って凌いでいるマダムです。
いよいよ今年も残りわずか。
2013年最後のブログ(たぶん…)は、今月発売となったエルメスの新作香水「Jour d'Hermes」です。

最近のエルメスの香水と言えば、「エルメッセンスシリーズ」や「庭シリーズ」がすぐに思い起こされるかと思いますが、それとは別で「Jour d'Hermes」は、ボトルからして全く新しい!!
上品でシンプルなフォルムでありながら愛らしい雰囲気も漂っています。
「庭シリーズ」・「Kelly Caleche」・「Caleche」・「Amazon」・「Hiris」などのボトルから、重厚な瓶底がエルメスの特徴とも言えますが、「Jour d'Hermes」の瓶底は重厚感倍増です。
「
osmoz.com」によると、香りの詳細については、「花々と樹脂の香りをふんだんに使った」という以外には敢えて説明がないようですが、osmozスタッフの官能評価では、グリーンでシトラス、ガーデニアをキーとしたフローラルブーケとのことです。 ま、Ellenaさんの作品だから、いつものEllenaさんのトーンは踏襲されているのでしょうが。
百聞は一嗅にしかず…。 エルメスブティックへ走らなくちゃだわ!
ではみなさん、少々早いですが良いお年を…
早いもので、11月も今週で終わりです。
そろそろクリスマスツリーを出さないと…です。
この秋新発売されたフレグランスの中で、マダムが注目したのはBalmainの「Ivoire」。
ここ数年、Chanelの「No.5」「Chanel No.19」・Diorの「Miss Dior」・YSLの「Opium」などをはじめとして、ビッグネームの現代版への香調リニューアルがトレンドです。 日本でも大流行の「Chloe eau de parfum」も、1975年発売の「Chloe」の現代バージョンです。
1979年に発売された元祖「Ivoire」は、香りの分類としてはフローラルグリーン調ですが、パウダリーで石鹸を思わせるような、アルデハイディックな香りでした。

この秋発売となった「Ivoire」は、アイリスを特徴としたシプレ調のフローラルグリーンだそうで。
オリジナルの処方はアルデヒドがオーバードーズ(一般に使用される量よりも、敢えて多量に使用すること)されているそうですが、オリジナル感を損ねることなくオリジナルを払拭するという非常に難しい課題を経て生まれた香りだそうです。
Perfumerは、ロベルテのMichel AlmairacとJacques Flori。
【Top】orange, mandarin, vioet
【Middle】ylang ylang, jasmin, rose, galbanum
【Base】vetiver, cedar, patchouli, vanilla
生まれ変わった「Ivoire」の香り、日本未発売だけど嗅ぎたい! と思ったマダムは、本家Balmainのサイトから購入しようとしたのだけど、サイトでカード番号等を入力したにもかかわらずさらなる本人確認ができないとダメだというメールを受けて、いろいろ考えた末に残念だけど購入を断念&キャンセルしました。。。
ヨーロッパ方面へ旅行される方、どなたかマダムのために新生「Ivoire」を購入していただけませんか~?!
9月です。 残暑厳しいとはいえ、だいぶ過ごしやすくなりました☆
秋といえば、新作フレグランスが相次いで発売される時期です。

この前の土曜日9/1には、ゲランから「ラ プティット ローブ ノワール オーデトワレ」が発売になりました。
これぞゲラン!という、ゲランを象徴する伝統のボトルに、黒いドレスのイラストが斬新!!
くわしくは、
こちらをご覧くださいませ.

来週の金曜日・9/14には、ランコムからも新作が出ます。
「ラヴィエベル(La vie est belle) オー ドゥ パルファン」です。「La vie est belle」とは、「Life is beautiful」とか「Life is good」という意味だそうです。
ゲランもランコムもピンクですね♪
この秋発売のフレグランスは、他にもニナリッチの「Mademoiselle Ricci」、ディオールの「Oud Ispahan」なども同じようなテイストのピンク色です。。 ちょっとしたトレンドなのかも。
今朝の突然の雨にはビックリしましたね!
ルズスタッフの一人は、ずぶぬれで出社してきました。。。
さて、レディ・ガガのフレグランスがついに発売となったようです。その名も「Fame」。
9月の世界販売に先駆けて、8/1に日本で発売となりました。
いち早く香りを試したい方は、
東急プラザ表参道へGO!ところで、ガガにしてはそんなに奇抜なボトルデザインではないなぁと思ったら、中身が奇抜でした。
黒のボトルに金のキャップかと思ったら、ボトル自体は透明で、液体(フレグランス自体)が黒いのだそうです。
でも、フレグランスをつけたときにカラダが黒くなるわけではないのでご安心あれ。(スプレーすると透明になるそうです)
香りのdescriptionは、
【Top】Apricot, Saffron
【Middle】Belladona, Jasmine, Orchid
【Base】Honey, Frankincense
(osmoz.comより引用)belladonna / Nuuuuuuuuuuul
ミドルの「Belladona」が、ガガらしい。
「Belladonna=ベラドンナ」は、花は紫色の釣り鐘型でとてもかわいらしく、実は黒紫色で甘いと言われていますが、全草に毒を含んでおり、葉っぱに触るとかぶれたり、甘いと言われる実も食べると嘔吐・幻覚症状などをもたらす有毒植物です。
そして有毒植物でありながら、その根は生薬では「ベラドンナコン」としておなじみで、鎮痛・鎮痙薬として用いられています。
ちなみに、「Belladonna」はラテン語で、「Bella=美しい」「donna=女性」ということで「美女」という意味を持ちます。
動画もありましたので、ご興味のある方は
↓
「LADY GAGA FAME - The First Ever Black Eau de Parfum」