「ミラノコレクション」というと、パリ・ロンドン・ニューヨーク・ミラノで開催される有名なプレタポルテの4大発表会のひとつを想像する方が多いと思いますが、今回は「化粧品界のミラノコレクション」のお話。
近所のドラッグストアにて。 お会計をしにレジへ行くと、レジ横のフレグランスのテスターに目がいきました。
それは、2008年から毎年限定販売されている、カネボウのミラノコレクションの2012年版の、フレグランスのテスターでした。
この「ミラノコレクション」、1991年にフェースパウダー「水の女神」が登場し、その後毎年「○○の女神」の名で様々なバージョンが生まれていく中で、2008年からフレグランスが加わったようです。
さて、2012年版の香りは…、「洗練された華やかさと透明感を持つ、みずみずしく清楚な香り」で、香調は「アクアティックフローラルフルーティ」と謳われています。
マダムの印象は…、ひとことでいうと「懐かしい香り」。
昭和のお母さんの化粧台には、必ずといっていいほど良い香りのするベビーパウダー/天花粉があったはず。 その「良い香り」とは、いわゆる「化粧品の香り」「授業参観日の香り」といわれるような香りですが、「ミラノコレクション2012」はそういうものを思い出させるような懐かしさのある香りでした。
発売は11月上旬のようですが、蒸し暑い夏にこそ使いたいような、さわやかで清潔感のある香りだと思います。
ミラノコレクションの公式サイトはこちら