毎年、不朽の名作は「殿堂入り」を果たしますが、今年殿堂入りしたのは、Elizabeth Arden の「Red Door」。
日本で Elizabeth Arden のフレグランスといえば「Green Tea」で、「Red Door」はあまり馴染みがないかもしれません。

日本がちょうどバブル真っ盛りの頃です。
当時は、Diorの「Poison」に代表されるような、甘く濃厚なフローラルブーケの香り、いわゆる「フロリエンタル」と呼ばれる香りのタイプがトレンドでした。
「Red Door」も、香調は「フロリエンタル」。
チュベローズ・オレンジフラワー・イランイランのコンビネーションを特徴とした、濃厚な香りです。
公式サイトのディスクリプションは
Top Notes: Lily of the Valley, Freesia, Wild Violets
Middle Notes: Red Rose, Moroccan Orange Flower, Jasmine, Ylang
Base Notes: Oakmoss, Sandalwood, Honey
上の写真は発売当初のころのものですが、いつのころからか、ボトルがGivenchyっぽい感じにリニューアルされていたようで、より洗練された印象になっています。

印象が、全然違います。
こっちの方が断然いいと思うマダムでした。