先週の記事に引き続き、今日もFIFI賞関連の話題です。
毎年、不朽の名作は「殿堂入り」を果たしますが、今年殿堂入りしたのは、Elizabeth Arden の「Red Door」。
日本で Elizabeth Arden のフレグランスといえば「Green Tea」で、「Red Door」はあまり馴染みがないかもしれません。

1989年発売の「Red Door」。
日本がちょうどバブル真っ盛りの頃です。
当時は、Diorの「Poison」に代表されるような、甘く濃厚なフローラルブーケの香り、いわゆる「フロリエンタル」と呼ばれる香りのタイプがトレンドでした。
「Red Door」も、香調は「フロリエンタル」。
チュベローズ・オレンジフラワー・イランイランのコンビネーションを特徴とした、濃厚な香りです。
公式サイトのディスクリプションは
Top Notes: Lily of the Valley, Freesia, Wild Violets
Middle Notes: Red Rose, Moroccan Orange Flower, Jasmine, Ylang
Base Notes: Oakmoss, Sandalwood, Honey
上の写真は発売当初のころのものですが、いつのころからか、ボトルがGivenchyっぽい感じにリニューアルされていたようで、より洗練された印象になっています。

印象が、全然違います。
こっちの方が断然いいと思うマダムでした。
気づけば6月も半ば過ぎ。
そしてさらに、気づけば「FIFI賞2013」の結果発表は、先週12日に終わっていたのでした。
4月のブログで10点に絞り込まれたところまではチェックしていましたが、
さて気になる結果は…
【Women's Prestige】:Marc Jacobs Dot
【Men's Prestige】:Tom Ford Noir
それにしても、Tom Ford 強し!
毎年受賞してるかも。。。と思い、改めて確認してみると、
2012年
【MEN'S LUXURY】:Tom Ford Jasmin Rouge
2011年
【MEN'S LUXURY】:Tom Ford Azure Lime
2010年
【MEN'S LUXURY】:Tom Ford White Suede
【MEN'S PRESTIGE】Tom Ford Grey Vetiver
ホントに毎年受賞してました!!!
メンズでの受賞ですが、今年の「Noir」と2010年の「Grey Vetiver」以外の香りはユニセックスなので、勝負運がほしい時など、女性もトライしてみる価値ありかも?!
週末、中学校の同窓会がありました。
同窓会といっても大々的なものではなく、ごく少人数が集まった「プチ同窓会」的なものですが。。。
当時親しくしていたヒトだけでなく、中学時代は口もきいたことがなかったヒトとも、何十年もたってから普通に話が出来るって、なんか不思議な感じがしつつ楽しいひとときでした。
「懐かしい」つながりで、昔話を…

これは、学生の頃、初めて海外旅行に行ったときに買ったバッグです。
ギリシャからロンドンまで、名所旧跡を巡りながらヨーロッパを北上する弾丸ツアー(日本人のツアーにありがちな、超過密スケジュールのヤツ)の最後の方で、お土産やら手荷物を入れるバッグがほしくなったマダム。
パリのギャラリーラファイエットで、軽くて手頃な大きさのこのバッグを見つけ、購入しました。
ホテルに帰り、荷物を入れようと開けてみると…
不思議なことに、バッグの中に「Polo」のオードトワレが入っていたのでした。
「あれっ?! なんでこんなものが入っているんだろ? お店のヒト、間違えて入れちゃったのかな??」などと友達と話しながら、「カバン買ったら香水が付いてくるなんて、ラッキー☆」くらいに思っていました。
今になって思うと、このカバンこそが「オマケ」だったんですよね。
おそらく、「ただいま「Polo」のトワレをお買い上げの方に、もれなくこのボストンバックをプレゼント!」みたいなキャンペーンかなんかだったんでしょう。。。ハズカシ。。。
Ralph Lauren Polo Eau De Toilette / michaelnpatterson
「Polo」は、1978年に発売された Ralph Lauren のメンズフレグランス。
「これぞまさにメンズ!!」という香りで、スパイシーでハーバルでレザリーでタバッキー。 オールドファッションな香りです。
【Top】Artemisia Thyme Coriander Basil Galbanum
【Middle】Cloves Pimento - Jamaica Pepper Cumin Chamomile
【Base】Patchouli Vetiver Oakmoss Tobacco
(*osmoz.comより引用)
皆さんのおうちにお庭はありますか?
マダム家はマンションなのでお庭はありませんが、暖かくなってくると、ご近所のお庭に咲く花々に癒されています。

4月あたりは、甘い香りがするなぁと思うと「ハゴロモジャスミン」がピンク色の可愛らしい花を咲かせていることに気付かされてました。

ここ最近は、ジャスミンティーのような香りがするなぁ…と思うと「ニオイバンマツリ」が咲いています。
(ニオイバンマツリについては、
以前のブログでも書きましたが。。。)
「ハゴロモジャスミン」も「ニオイバンマツリ」もジャスミン様の香りで、
「ハゴロモジャスミン」:みずみずしく甘いジャスミン
「ニオイバンマツリ」:ジャスミンティーのような苦み走った/渋みのあるジャスミン
と、マダムの鼻は感じておりますが、植物の属性としては、
「ハゴロモジャスミン」:モクセイ科ジャスミナム属
「ニオイバンマツリ」:ナス科ブルンフェルシア属
ということで、ニオイバンマツリはジャスミンの仲間ではないようです。
「ニオイバンマツリ」は、ひとつの木で白と薄紫の2色の花を楽しめて、なおかつ香りもとてもよいので、お得感を感じてしまうマダムでした。
USマーケットでのセレブフレグランスのトレンドは、とどまるところを知らないようで…
2007年に最初のフレグランス「M」を発売した歌姫・マライア・キャリーは、この春なんと11作目のフレグランス「Dreams」をリリース。
マライアの香りは、マダムの知る限りグルマンなものが大半かと思いますが、最新作も期待を裏切ることなくグルマンな香りのようです。
また、ボトルは「Forever」を除き、一貫してコロンと丸みを帯びたボトルに蝶が一匹止まっているようなデザインでしたが、最新作はスリムになり女性を模ったようなシェイプ、蝶は Nina Ricciの「L'air du Temps」を彷彿とさせるようなあしらいになっていて、これまでより洗練された印象です。
マライアのフレグランスに興味のある方は、
こちらからどうぞ。
Nicki Minaj / Eva Rinaldi Celebrity and Live Music Photographer

一方、今年2013年、自身初のフレグランスをリリースした歌姫・ニッキー・ミナージュのボトルはド迫力です!
恥ずかしながら、ニッキー・ミナージュの名前すら知らなかったマダム。
どんなお方なのか画像検索しちゃいました。
なんと! 渡辺直美さんがアメリカに進出したのかと思いました(笑)
話を元に戻して、件のニッキーのフレグランスの名前は「Pink Friday」。
2010年発売の、自身のアルバムのタイトルと同じです。
さて、osmoz.comによると、その香りは…
【TOP】Pear, Mandarin, Boysenberry, Star Fruit
【MIDDLE】Jasmine, Gardenia, Lotus Flower
【BASE】Vanilla, Caramel, White Musks
また、http://www.nickiminajbeauty.com によると「Sparkling with mouth-watering fruits」で「Sultry warmth of vanilla」ということなので、グルマンな香りなのかなぁ…と想像してしまいます。
ディーヴァはグルマンがお好きなのかしら??
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